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はじめに
赤ちゃんの歯が生え始めると「どんな歯ブラシを使えばいいの?」と悩むママやパパはとても多いです。私は歯科衛生士・口育士として、多くの赤ちゃんや小児の歯の健康をサポートしてきましたが、実際に自分の子育てでも同じように悩みながら選びました。今回は、体験談を交えながら「赤ちゃんに最適な歯ブラシ」と「実際に我が家で使用して良かった商品」をご紹介します。
1赤ちゃんに合った歯ブラシの選び方
重要なポイント
ヘッドが小さく歯と歯茎に優しいこと
毛が柔らかく痛みを与えないこと
握りやすいグリップ設計であること
安全ガードなど誤飲防止の工夫があること
洗いやすく、清潔を保てること
私の経験から言うと「気に入って赤ちゃんが自分から受け入れてくれる」ことが一番大事です。理想的な性能がそろっていても、嫌がってしまえば磨けません。
2実際に使ってよかったおすすめ歯ブラシ
ピジョン 親子で乳歯ケア はじめてセット
私の娘が最初に使ったのがこちらのセットでした。カミカミできるシリコンタイプから始まり、自分で持てるトレーニング用、仕上げ磨き用とステップアップできるのが本当に便利でした。特に「安全プレート」が付いているので、のど突きの心配をせずに安心して持たせられました。
コンビ テテオ はじめて歯みがきセット
息子の場合はこちらを愛用しました。ゴム素材のカミカミブラシはおもちゃと間違えて遊び感覚で口に入れていました。成長に合わせて段階的に歯ブラシを変えられるのは、親にとっても「次はどれを使えばいい?」と悩まなくて済むので助かりました。
ライオン クリニカKid’sベビー仕上げ磨き用
仕上げ磨きにはこの商品が大活躍しました。毛が柔らかく、ヘッドがとても小さいので、奥歯が生えてきたときにも隅々まで届きます。毎晩嫌がる息子に使っていましたが、痛がらずに磨けるので安心でした。
ワンランク上を求めるなら歯科専売品
歯科医院で取り扱いのある「タフト17」などの小児用歯ブラシもおすすめです。耐久性が高く毛先が極細なので、仕上げ磨きで虫歯予防を徹底したいご家庭には理想的だと思います。私も診療現場でよく紹介しています。
3歯ブラシと合わせて使うと良いアイテム
歯みがきジェル(フッ素入り)
歯みがきティッシュ
歯ブラシスタンド(カビ防止用)
我が家では仕上げ磨きにフッ素ジェルを使っていました。無理に毎回つける必要はありませんが、虫歯リスクを下げるためには有効です。
4我が家の体験談まとめ
娘の場合:ガーゼから始めて歯ブラシにスムーズに移行。歌を歌いながら楽しく習慣化できた。
息子の場合:最初は大泣きで仕上げ磨きを拒否。鏡を見せたり、お気に入りの歯ブラシを選ばせることで克服。
共通して言えるのは「嫌がる時期は必ずあるが、その時どう工夫するか」で習慣づけが変わるということ。
5まとめ
赤ちゃんの歯ブラシは「月齢に合ったタイプをステップアップさせること」「親が仕上げ磨きを丁寧に行うこと」が大切です。そして何より、楽しみながら続けられる工夫をすることが虫歯ゼロへの近道です。
私は歯科衛生士としても母親としても、歯ブラシ選びが子どもの健康を左右すると断言できます。
赤ちゃんに合った1本を選んで、ぜひ今日から習慣化していきましょう。
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