【体験談でわかる】乳歯の生え変わりスケジュールとトラブル対処法~親子で安心できるガイド~

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子どもの成長の中でも「乳歯の生え変わり」は大きな節目のひとつです。我が家の子供たちも「あれ?こっちの歯から生えてきたな」や、「えっ!もう奥歯生えてきたの!?」なんてことも多くありました。それぞれの子どもによって生えてくるスケジュールには個人差がありました。前もって知っておくと参考になりますのでまとめておきました。

この記事では、実際の体験談を交えながら、乳歯の生え変わりスケジュールやよくあるトラブル、そしてその対処法について詳しく解説します。

乳歯の生え変わりスケジュール

乳歯が生える時期と順番

長女は生後7か月で下の前歯が初めて生え、家族みんなで「もう歯が生えてきた!」と驚いたのを覚えています。その後、1歳になるころには上の前歯も生え、写真を撮るたびに成長を実感しました。

次男は1歳を過ぎてもなかなか奥歯が生えず、食べ物を噛むのが苦手で、柔らかいものばかり食べていた時期がありました。2歳半ごろにはようやく20本が揃い、家族で「やっと全部生えたね」と喜び合いました。

永久歯への生え変わり時期と順番

長男は6歳になった春、下の前歯がぐらぐらし始め、「大人の歯が生えてくる!」と毎日鏡でチェックしていました。7歳で上の前歯、8歳で側切歯、10歳で犬歯と順番に生え変わっていきましたが、妹たちはそれぞれ1年ほど遅れてスタートし、個人差の大きさを実感しました。

我が家では兄弟間でも1~2年のずれがあり、周囲と比べて焦ることもありましたが、歯科医の先生から「成長のペースはみんな違うから大丈夫」と言われ安心できました。

乳歯の生え変わりでよくあるトラブル

乳歯がなかなか抜けない

長男の前歯がぐらぐらし始めてから3か月経っても抜けず、裏側から永久歯が生えてきてしまいました。慌てて歯科医院を受診すると「このままだと歯並びに影響がでるかもしれない」と言われ、初めて麻酔を使った抜歯を経験。本人も私もドキドキでしたが、抜歯後はスッキリした様子で安心しました。

永久歯が生えてこない

長女の乳歯が抜けてから半年以上、なかなか新しい歯が生えてこない時期がありました。最初は「そのうち生えるかな」と様子をみていましたが、心配になり歯医者でレントゲン検査を受けたところ、歯ぐきの中に余分な歯(過剰歯)があることが判明。先生のアドバイスで早めに処置してもらい、その後は無事に永久歯が生えてきました。

乳歯の内側から永久歯が生えてきた

次男の場合、下の前歯が抜ける前に、内側から永久歯が生えてきてしまい、歯並びが心配になりました。歯科医院で相談したところ、「乳歯がグラグラしていれば様子見でよいが、しっかり残っている場合は抜歯が必要」と説明を受け、実際に抜歯をしてもらい、きれいに永久歯が並びました。

すきっ歯になる

次男が6歳のころ、「前歯のすき間が広がってきた」と不安そうに話してきました。私も鏡で確認すると、確かに以前よりすき間が目立つように感じました。歯科健診で先生に相談したところ、「顎の成長に合わせて一時的にすきっ歯になるのはよくあること」と説明され、親子で安心できました。

歯の乳歯はどうする?

ママ友に一番よく相談を受けたのが、「うちの子、虫歯になったかもしれないんだけど、乳歯って抜けるから虫歯の治療って削ったりかわいそうだから、歯医者さん行かなくても大丈夫かな」とよく聞かれました。乳歯でも進行して大きい虫歯になると痛くなります。来院する患者さんの男の子でも乳歯の虫歯ができたときには実際に進行止めの薬を塗るだけの処置をすることもあります。

我が家も家族みんなでフッ素も定期的に塗って、歯を強くし、虫歯予防しています。

乳歯の生え変わり時期のケアと注意点(体験談を交えて)

グラグラした乳歯のケア

長男の前歯がグラグラし始めたとき、本人は「早く抜きたい!」と毎日触っていました。が、歯科医の先生から「無理に抜かず、自然に抜けるまで待ってみてください」とアドバイスを受けました。実際、数週間後には自然に抜け、痛みもほとんどありませんでした。

抜けた後のケア

抜けたあとは、少し出血がありましたが、ガーゼを噛んで止血。数日は硬い食べ物を避け、優しく歯みがきをして、清潔を保つように心がけました。

トラブル予防と早期発見のポイント

指しゃぶりや爪噛みの癖があった末っ子は、「歯並びに影響があるかも」と歯科医院で指摘され、家族で声かけをしながら少しづつ改善しました。

【相談例】生え変わりトラブル

下の前歯が6歳になっても全くグラグラせず、周りの子がどんどん生え変わる中でとても心配しました。歯科医院でレントゲンを撮ってもらったところ、永久歯はしっかり準備されているとのこと。「個人差が大きいので、もう少し様子を見ましょう」と言われ、半月後に無事抜けました。

まとめ:親子で安心して生え変わりを見守るために

乳歯の生え変わりは、親子で一緒に成長を実感できる大切な時間です。我が家でも、それぞれ違ったタイミングやトラブルがありましたが、その都度専門家に相談しながら乗り越えてきました。焦らず、子どものペースを尊重しつつ、困ったときは迷わず歯科医院に相談することが、安心して見守るコツだと実感しています。

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